Part 5  - 税関

 「税関―貿易」

メキシコ輸入通関手続の近代化 


メキシコでの輸入手続きにおいては、ペーパーレス化を目的に、税関電子システム(SEA)が導入されて以来、近年飛躍的に簡素化されてきた。

同SEA制度は、従来のSAAIM3から貿易租税管理の新モデル(通称:MATCE)へ移行過程の中にある。(2016年中に2つの段階を経て、実施される予定。)

PEDIMENTOと称するデジタル化された「輸入申告書」の使用が導入される。これらの関連書類を税関に送信することで、QR コード(Quick Response Code)を含んだ申告書(DODA)が発行される。

(例:何枚もの異なる輸入申告書に証明される貨物を、トラック一台にてメキシコへ輸入する場合、先のQRコードを含んだDODAフォームだけで処理される事ができるようになる。)